・・・。
いや、もう忘れよう・・・。
いかなる原因があったにしろ実の弟であるユベルにまで手をかけるなんて・・・。
アイツはもう・・・俺の知っているヨハンじゃない・・・。
ここで共に学び、笑い、友情を築いたオレのヨハンは・・・もう既に存在していない。
「吹雪さん・・・、オレ、ヨハンの事は忘れるよ。オレの知っているヨハンは・・・もう、この世界にはいない」
オレはヨハンとの思い出と、一切の決別を決めた。
殺人鬼と化してしまったヨハンを、オレには理解してやる事は出来ない・・・。
「だったら・・・僕の所までおいで。遠慮しなくていいから、ねっ・・・ハハッ」
吹雪さんの誘いを受ける
吹雪さんの誘いを断る